2018年10月~2019年1月に寝屋川市が一般公募した「NIS(ネヤガワ イガイト スゴイ) ショートムービーアワード2018」の最終審査&授賞式が2月26日(火)に開催されました。
この企画は「意外と!?すごい!まち」(市が使用するキャッチコピー)寝屋川市の魅力が伝わるPR動画を選定するもので、募集期間中に様々な角度や視点から作成した動画が44作品集まったそうです。
この日はこの中から1次審査を通過した10作品が上映され、6人の審査員(映画監督など)によってグランプリなどが選ばれました。
最終審査の会場として使用されたのは、梅田のEMAビルの上階にある映画館「梅田ブルク7」です。
会場や審査員の顔ぶれが、なかなか本格的ですね!
上映された動画(1本60秒)を順番に紹介していきましょう!(※敬称略)
①太間公園のありかをつきとめる(中西正樹)
1本目の作品は、摂南大学の学生さんが作成した動画でした。中国人留学生が次々と登場し、中国語で大学の近くにある太間公園の良さを海外の人にアピールしました。外国語学部のある大学ならではの作品でした。
毎年1月に梅が丘の田んぼで行われている高倉とんど焼き(お正月の稲わらなどを燃やす行事)をまとめた動画です。
毎年異なる干支のとんどを燃やしている様子が流れ、地域の行事が伝わる迫力のある作品でした!
③意外と!?多い寝屋川市の公園(Sunny5)
寿町の英会話教室が制作した作品です。子供達が「寝屋川市で自由に遊べる場所はどこ」か「はちかづきちゃん」に相談して教えてもらい、その公園で楽しく遊ぶという内容でした。誰が見ても親近感を持つような動画だったと思います。
④くすのき(西脇祐也)
萱島駅を突き抜ける樹齢700年の御神木と、その町で暮らす人々の結びつきを映画テイストに仕上げた作品です。脚本やキャスティングなどの質の高さが半端なかったです。
⑤独身男性が寝屋川市に引っ越したようです(はらしょー)
寝屋川市に引っ越した独身男性が引越の手続きを調べている途中に「意外と!?すごい!寝屋川市」のサイトを見たという設定の動画です。
紹介された内容はそのサイトに書かれている情報に近いのですが、動画のテイストが「いかにもyouTuberが作った」という感じで独特の個性を放っていました。最後に「寝屋川市駅前にあるここのたこ焼き屋は美味しいから行ってくれ」という有益な情報が出てくるオチには笑いました(笑)
⑤寝屋川市PR(森岡あつや)
生まれた時から寝屋川市に住んでいる人が作った映画のロッキーをイメージした作品です。1人の青年が寝屋川市を駆け回って寝屋川市の良さを伝えていきました。字幕が一切ないシンプルな構成が特徴です。
⑦もっと寝屋川♪(片山芙美恵)
娘夫婦と作成した動画で、第2の故郷を思う気持ちが詰まっているそうです。オリジナルの歌とともに寝屋川市内の様子が流れました。
⑧水路と生きる(摂南大学 都市文化共生デザイン研究室)
摂南大学の「地域資源見える化プロジェクト」の作品です。見過ごされがちな寝屋川の豊かな地域資源である水路をメインとした動画でした。
⑨すごいぞ!ネヤガワ@総集編(株式会社 Beans adworks)
大利商店街や寝屋川公園、自転車の駅など、子供が「遊ぶ、楽しむ、育む」ことのできる場所を選定し、子供が感じる「意外とすごい!寝屋川市」を撮影した作品です。
⑩「寝屋川、意外とすごい」CM集 ~2018年その①~(林昌之)
「住みやすさ」に目線を置いた寝屋川市の意外とすごい!?事業や施策を、少し昔のCM風に紹介した動画です。
10本の動画の上映が終わって審査を持っている間に、寝屋川市が製作したPR動画が紹介されました。
鉢かづき姫バンドのBGMとともに早口言葉で寝屋川市の良さを紹介していくというもので、1分、30秒、15秒バージョンの3種類がありました。
審査結果は、以下の通りです。
・グランプリ:くすのき(西脇祐也)
・ゴールドアワード:寝屋川意外と!?すごい!CM集(林昌之)
・シルバーアワード:水路と生きる(摂南大学都市文化共生デザイン研究室)
・ブロンズアワード:意外と!?多い!寝屋川市の公園(sunny5)
〈審査員賞〉
・はちかづき賞:もっと寝屋川♪(片山芙美恵)
・ねや丸くん賞:寝屋川市PR(森岡あつや)
・ワガヤネヤガワ賞:高倉とんど焼き(高倉とんど保存会)
・中核市移行賞:独身男性が寝屋川市に引っ越したようです(はらしょー)
・寝屋川公園駅改称賞:太間公園のありかをつきとめる(中西正樹)
・意外と!?すごい賞:すごいぞ!ネヤガワ@総集編(株式会社 Beans adworks)
グランプリを獲得したのは、萱島駅のホームを突き抜けるクスノキを題材に、出会いやドラマがあることを映画風に描いた「くすのき」です!
見ていて「動画のクオリティーが1つだけ違うな」と思っていたので、個人的な予想が当たる結果となりました!
寝屋川市の在住歴があるという西脇さん(枚方市在住、映像作家)は、動画の応募を知人に勧められた時に「寝屋川市といえば萱島駅のクスノキだな」と思い、題材にすることを決めたそうです。
周辺で聞き込みをしたら協力してもらえたことなどから、「温かい町」だと感じたのだとか。「3分40秒の作品(下の動画)を60秒に凝縮するのが大変だった」とコメントされていました。
西脇さんにはギフトカード10万円と副賞として東映京都撮影所バックステージツアーが贈られます。
審査員の講評にもありましたが、他の作品も寝屋川愛にあふれているものばかりでした。この機会に「意外と!?すごい!」寝屋川市の魅力を知ることができ、良かったと思います。これらの動画はイベントなどで使用されるとともに、市のサイトなどでも公開されているみたいですよ。
長文になりましたが、「NIS(ネヤガワ イガイト スゴイ) ショートムービーアワード2018」の記事は、以上になります!
【関連記事】
・寝屋川市が公式アプリ「もっと寝屋川」を公開(2017年12月)
・寝屋川市が「意外と!?すごい!寝屋川市」を開設(2018年9月)