1月12日(日)に寝屋川市駅前のアルカスホールで「English Presentation Contest 2019」(第8回イングリッシュ プレゼンテーション コンテスト)が開催されました。
このコンテストは、英語による意見発表の場を提供することにより、新しい時代を切り開く力とグローバルな視点を持ち、自分の住む地域や国際社会を舞台に活躍できる人材の育成を目指すもので、今年度で8回目の開催となりました。(寝屋川市の配布資料より)
今回は市立中学校に通う生徒28人が11月20日のプレ発表会(総合教育研修センターで実施)を経て発表に臨み、自身の考えを発表しました。
以前は予選会を通過した12名程度での実施でしたが、レベルが向上して参加者も大幅に増え、第1部・2部に分かれての実施となっています。
コンテストが始まると、司会の注意事項の説明なども全て英語で行われ、日本語は一切無しの状態です。
第1部、第2部ともに発表の後には審査員と英語での質疑応答も行われます。第2部の配点は、次の通りです。
プレゼンは第1部、第2部ともに「自分がいかに音楽が好きか」や「世界規模で起きる環境問題」など、各自の関心に応じてテーマ設定をしている様子でした。
〈第1部の発表内容〉
・Livig with Robots(一中女子)
・Music(中木田中女子)
・How connect to music(六中女子)
・My dream(九中女子)
・What can people do for marine plastic waste?(七中女子)
〈第2部のテーマ〉
・The World and Me
※発表者のタイトルは人数が多いので割愛します。
発表は全員がなめらかな英語をしゃべるだけでなく、スライドの表示に合わせて顔の表情の変化や身振り手振りを交えた高度な物でビックリ。
単なる英語力を競うスピーチコンテストではなく、自分の考えを述べるプレゼンテーションの領域に達している様子でした。
プレゼン後の質疑応答は外国人の方がWhat~?why~?などと質問。「One more time please.」と聞き返したり、2回目を聞いても答えられない人が見受けられましたが、中学生にも関わらず瞬時に様々な能力が必要な難しいことにチャレンジしていることに感銘を受けました。
プレゼンが終わると、審査員(寝屋川市の学校で教えているNative English Teacherなど)による講評や結果発表および表彰が行われたようです。入賞された皆さん、おめでとうございます!
今回見学したのは時間の関係上3分の1程度ですが、寝屋川市のレベルの高い英語教育を見ることができました。
今回のコンテストをきっかけに英語に対する学習意欲が高まると良いですね。
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