大相撲・春場所(大阪)の開催期間中は寝屋川に宿舎が置かれる境川部屋。
春場所の千秋楽(最終日)を迎えた3月22日(日曜日)の朝に、稽古が行われている様子を取材してきました。
境川部屋の宿舎が置かれているのは、寝屋川市中央部にある日之出町。
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旧宮脇書店の前から、住宅街の中へと入ります。
この日は千秋楽で日曜日ということもあってか、多くの人が見学に訪れていました。
土俵のある建物(プレハブ)に近づくと、力士の大きな声が聞こえてきてビックリ。
中に入ると、更に大きな声が響いていました。生で見る力士は、かなり迫力があります。
右側の力士がものすごい勢いでぶつかり、相手を土俵際まで押し出していきます。
順番に低い姿勢で土俵際まで行ったり。(うさぎ飛びの姿勢みたいでキツそう。)
土俵際まで行ってから横にスライドする動きも入ります。(動画撮影がダメっぽかったので、写真でしか説明できないのが残念です。)
途中で現れた親方(?)がスポーツ新聞を読みながら煙草を吸ったり、お茶を飲んでいます。めっちゃ怖そう(笑)
新聞に目を通すと、稽古を見始めました。低い声で「膝が○○だぞ。そんなんだから○○なんだ、お前は!」などなど。
7時半過ぎに到着した時には既に始まっていた稽古も、9時前に終わりました。「皆様、ありがとうございました。おかげ様で春場所も今日で千秋楽です。おいっ、お前ら。そこに並べ。写真を撮ってやれ。」
ファンサービスが充実しているのがありがたいです。カメラがとても小さく見えます(笑)
外から記念撮影する人もたくさん。寝屋川出身の大関・豪栄道関が所属する部屋ということで、ファンの関心も高い様子でした。(豪栄道関はいなかった?みたいですが。)
毎年春場所の時期になると寝屋川でこの様な光景が見られ、風物詩のようになっています。交野市の星田会館でも春日野部屋が宿舎を構えるなど、簡単に相撲を見学できる環境が整っています。
3月22日で終了した春場所では、横綱・白鵬関が自身2度目の6連覇を果たし、史上初となる34回目の優勝を決めました。
大関・豪栄道関は話題の関脇・照ノ富士関に敗れはしたものの8勝7敗の成績で終え、無事勝ち越しを決めています。
来年の春場所は、更にパワーアップした状態で豪栄道関の凱旋を期待したいですね。
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