多額の競馬の配当金(1億6300万円)を申告せず所得を隠したとされる寝屋川市の職員に、脱税の有罪判決(懲役6か月、執行猶予2年、罰金1200万円)が出たことが分かりました。
各社が一斉に報じています。
・「国税調査に重大な違法性なし」競馬脱税に有罪判決(日本経済新聞、2018年5月9日)
・〈競馬脱税〉寝屋川市職員に有罪判決「横目」違法の余地(BIGLOBEニュース、2018年5月9日)
・寝屋川市職員、脱税で有罪判決 競馬高額配当を申告せず(朝日新聞、2018年5月9日)
・競馬払戻金無申告 寝屋川市職員に有罪判決(日テレニュース、2018年5月9日)
被告は2016年10月に脱税で在宅起訴されていて、5月9日に判決公判が行われたというわけです。
裁判では国税局の網羅的に銀行口座を見つけた調査手法(いわゆる横目)が被告側から問題視されましたが、判決では「違法の疑いが残る」としつつも証拠能力はあると認定されたようです。
脱税した金額は約6300万円で、追徴課税も含めて既に納付していることから、執行猶予付きの判決になったとのこと。
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