12月23日(土)に寝屋川市秦町の民家で33歳の女性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕されている両親が監禁と保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕されたことが分かりました。
※資料写真(寝屋川警察署、2014年9月撮影)
事件後の報道で以下のことが明らかになっていて、死体遺棄容疑のみでは留まらないと判断されたようです。
・精神疾患の女性を15年以上前から自宅の一室に設けられたプレハブで監禁
・部屋には簡易トイレや鍵付きの二重扉、監視カメラを設置
・女性は数年前から裸で生活させられていた
・2017年1月ごろから食事は1日1食のみ。その後急激に体重が減少
・12月18日(月)朝に死亡を確認するも23日(土)の出頭まで遺体を放置
・発見時の遺体は身長が145cm、体重が19kg。死因は凍死
両親は自宅に外から施錠できるプレハブ小屋を作り、劣悪な環境に裸で生活させていたとされています。
警察は監禁に至る経緯などを詳しく捜査しているとのこと。
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