火星が地球に最接近するスーパーマーズが5月31日(火曜日)に観測され、前後1週間もそれに準じた状態が続いています。
※画像が不鮮明ですみません。汗
スーパーマーズとは、太陽を中心に公転する地球と火星の距離が近くなる現象のことで、火星が普段より大きく見えることからそう呼ばれています。
理論上火星は2年2か月に1回地球に近づく計算ですが、今回日本各地で観測されているのは、過去10年間で最も近づいた状態なのだそうです。
地球と火星が近づくメカニズムを動画で説明すると、こんな感じです。
この現象は両者の公転スピードと軌道が異なるために起きるもので、その距離は最短となる5月31日に7500万kmまで縮まるみたいですよ。
観測できるポイントは、南の空です。ざっくりした表現ですが、明らかに普通の星とは違う明るさで赤く光り輝いているので、筆者は容易に見つけることができました。
望遠鏡や双眼鏡があれば、火星の細かな模様まで見ることができるそうですよ。
火星の接近に関する情報について詳しく知りたい方は、国立天文台の公式ホームページをご覧いただきたいのですが…、
LINK:国立天文台 公式ホームページ
気になる寝屋川市の天気は30日(月曜日)から晴れが続いていて、明日以降も雲の少ない好天に恵まれる予報です。
スーパーマーズの31日は過ぎてしまいましたが、まだまだ火星を見るチャンスだと思います。
関心のある方は、ぜひ!
【関連項目】天体観測に関する記事
・皆既月食(2014年10月 / 2015年4月)
・ふたご座流星群(2014年) / 部分日食(2016年3月)