府道13号京都守口線(旧国道1号線)の仁和寺横断歩道橋に「典礼会館 仁和寺横断歩道橋」という愛称がつけられたことが分かりました。
大阪府が2010年から行っている歩道橋ネーミングライツ(命名権)事業の一環で、京都方面行きと大阪方面行きの両方から見えるように葬儀会場の名前が掲載されています。
※京都方面を向いて撮影
※大阪方面を向いて撮影
ネーミングライツ(wikipedia)は、スポンサーになった企業が自社の社名や商品名を命名する権利のことで、大阪府の歩道橋の場合、年間30万円以上の5年契約(工事費などが別途50~100万円程度必要)で権利を買い取ることができます。
寝屋川市内で公募対象となっている歩道橋は全部で12か所(国道170号線や府道八尾茨木線など)あり、これまでに寝屋川ひかり病院前(国道170号線、2011年8月~)やエクセディの本社前(2011年1月~)の歩道橋などで実施されてきました。
※石津元町(寝屋川ひかり病院前)歩道橋
今回ネーミングライツが始まった仁和寺歩道橋は、歩道橋の総延長が83mと長く、歩道橋のそばにない企業がスポンサーになったという点で特徴があります。
おそらく交通量の多さから広告効果が高いとみられているのでしょう。
得られた広告収入は道路の維持・管理費用になるとのことで、老朽化した歩道橋の修繕などに役立つと良いですね。
【地図】
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