毎年8月末に開催されている寝屋川市最大級のイベント「寝屋川まつり」の開催時期が2016年度から変更されるそうです。
※第37回寝屋川まつり(2014年撮影)
寝屋川市の公式ホームページで発表されていました。
LINK:「寝屋川まつり」開催時期を変更します(2016年3月11日配信)
それによると、開催時期が変更される理由は以下の通りです。
・夏季に多発する集中豪雨が発生した時、来場者の安全確保が困難なため(会場の打上川治水緑地には、河川の増水時に雨水を敷地内に貯める役割がある。)
・市立小・中学校の2学期中の開催になるほか、夜間のイベントは青少年の健全育成に支障をきたすため
・市内の各地域で、自治会や地域協働協議会による夏祭りなどの行事が行われているため
これまで寝屋川まつりは毎年8月最後の土曜日・日曜日に実施されてきましたが、2015年の第38回寝屋川まつりは直前に寝屋川市の中学生が犠牲になる事件が発生し、安全・安心の確保に不安が残るため自粛された経緯があります。
※香里園駅東口で2015年8月に撮影
2016年度は開催する方向で検討が進められているものの、青少年の健全な育成などを考慮して時期を変更することになったそうです。寝屋川市立学校では2013年度から2学期の始業式が8月22日に前倒しされていて、実情に合わなくなっていることも影響している模様です。
※友呂岐中学校を2015年8月に撮影
寝屋川市の発表を見ると、「夜間に行う夏祭り形式ではなくなるのかな?」という印象を受けますが、具体的な開催時期や内容については、これから協議を進めていくとのこと。
寝屋川まつりは毎年10万人以上の人が訪れる寝屋川市最大級のイベントなだけに、より良い方法での開催ができると良いですね。