9月21日から「秋の全国交通安全運動」が始まりました!
全国交通安全運動とは、交通事故防止の徹底を図るために全国の警察で一斉に行われる指導・啓発期間です。
春と秋の年2回行われるこの取り組み、今回の実施ポイントは以下の通りです。
・夕暮れ時と夜間(歩行者・自転車)の交通事故防止
・シートベルトとチャイルドシート着用の徹底
・飲酒運転の根絶
秋は日没が早くなる季節であるため、早めのライト点灯が必要です。シートベルトは、後席の着用率がまだまだ低いのが現状で、飲酒運転についても根絶には至っていないのだそう。
これに加え、大阪では子供と高齢者の自転車事故防止についても重点的に取り組まれます。
この取り組み期間に入ったことを受けて、寝屋川警察署に黄色い横断幕や旗が出現していましたよ。
※寝屋川警察所(9月21日撮影)
また、一見管轄外に見えそう?な寝屋川市役所も、交通安全運動の期間であることを積極的にPRしています。
※寝屋川市役所(9月21日撮影)
統計的に寝屋川市の交通安全に関する状況を見ると、2015年1~7月に死亡事故が5件、重傷事故が66件、軽傷事故が450件発生しています。2014年比で死亡者数が既に並び、重傷事故数も昨年を上回る勢いです。(詳しくは大阪府警察の公式ホームページを参照。)
「運動の期間中で取り締まりがあるから」というだけでなく、交通事故防止を意識するきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
秋の交通安全運動は、9月30日まで実施される予定です。
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・交通安全運動に関する記事(2014年秋 / 2015年春)
・1月に交通死亡事故が3件発生。直近の年間件数に迫る勢い(2015年1月)