11月5日は、ミラクルムーンと呼ばれる「後十三夜の名月」を観測することができた日でした!
「十三夜の名月」とは、旧暦の9月13日に観測される月のことで、十五夜(中秋の名月=旧暦の8月15日)とセットで月見を行う習慣が古来からあります。(片方のみを祝うのは縁起が悪いらしい。)
名月と呼ばれる日は、通常年2回訪れ、2014年の十五夜は9月8日、十三夜は10月6日にありました。
今年は異例ともいえる2度目の十三夜(=後(うしろ)十三夜)があるため、「ミラクルムーン」と騒がれています。そのカラクリは、以下の通り。
旧暦は季節と暦のズレを調節するために閏月が3年に1回設定されており、今年は旧暦の9月を2回挿入する年でした。そのため、旧暦の9月13日が、もう一度やってくることに。
9月13日が2度ある現象は、なんと!171年ぶり!
今日は171年ぶりに3度目の名月が観測できる大変レアな日だったわけです!
冒頭の写真は、本日20時前に「香里園かほりまちテラス」で撮影した様子です。
時折雲に隠れたりしましたが、一生に一度のお月様を拝むことができました。
次にミラクルムーンが見られるのは、2109年になるとのこと。
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