寝屋川市が市立小中学校と家庭間の連絡手段を3月からオンライン化しています。
これまで保護者の欠席連絡は電話、学校のお知らせはプリントの配布でしたが、オンラインツールの導入により、スマートフォンなどの端末でやりとりできるようになりました。
導入されたオンラインツールの概要は、以下の通りです。
(1)使用ツール
・さくら連絡網(株式会社マンタ)
メール、スマホアプリ等からツールを使用できます。
(2)オンライン化した内容
(保護者)
・欠席・遅刻の連絡
・学校からのお知らせ・手紙の受取り
・アンケートへの回答
(学校)
・オンライン連絡網を通じたお知らせ・手紙の送付 ※既読確認機能あり
・アンケートの実施
・メッセージの送付
※さくら連絡網の登録を行っていない保護者には、導入前と同じく個別の連絡
や手紙配布が実施されています。
(3)導入のメリット
(学校)
・電話の応対時間の短縮
・出欠状況が一目で分かるように
・印刷作業時間の短縮
・保護者への連絡がタイムリー、確実に
さくら連絡網は全国の2100校が導入しているオンラインツールで、スマートフォン、フィーチャーフォン(ガラケー)から利用できます。
寝屋川市の発表によると、これまで朝の時間帯に電話の応対や出欠確認に要する時間が必要でしたが、導入後は出欠状況が一目で分かるようになったのだとか。
また、学校から保護者への連絡もオンライン化でタイムラグがなくなっただけでなく、印刷作業時間も少なくなったみたいです。
寝屋川市によると、学校・家庭間の連絡手段のオンライン化は、保護者の利便性の向上はもちろん、教職員の働き方改革にもつながるとのこと。
【関連記事】
※情報提供はこちら