兵庫県尼崎市と京都府久御山町を結ぶ大阪ガスのガス管「尼崎・久御山ライン」の敷設工事が寝屋川市内で行われています。
「尼崎・久御山ライン」は、天然ガスの需要増大への対応や関西圏における供給安定性の向上を図る目的で整備される高圧のパイプライン。
大阪ガスの発表(2018年11月)によると、延長約49kmのパイプラインを敷設する工事は2020年に着工し、2028年9月の完成を予定しているのだとか。
エネルギーフォーラムの記事によると、久御山バルブステーション(京都府久御山町)〜交野市は既存の共同溝に設置されるのに対して、交野市〜尼崎ガバナーステーション(兵庫県尼崎市)はもぐらのように掘り進めるシールド工法で建設されます。
シールドマシンが発進する立坑が3〜5kmおきに設けられる計画で、寝屋川市内でも工事の様子が見られるようになっています。
はじめにご覧いただくのは、宇谷町の様子です。
府道18号枚方交野寝屋川線の三井秦バス停横に、大きなクレーン車が姿を現しています。取材時には杭打ちのような作業が行われている様子でした。
続いて対馬江東町(きん太の近く)の様子を見ていきたいと思います。
こちらの現場でも府道15号線沿いでクレーン車が作業中で、円い穴の中に資材のようなものを搬入している様子でした。
寝屋川市内はシールド工法のため工事の進捗を確認できる場所は限られていますが、道路の下でガス管を掘る作業が進められるのを知ると、プロジェクトの大きさを実感できるのではないでしょうか。
【地図】
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