寝屋川市が実施している「家庭教育サポートチーム」の活動が「令和3年度『家庭教育支援チーム』の活動の推進に係る文部科学大臣表彰」を受賞しました。
この表彰は、地域における家庭教育支援活動の一層の推進を図るとともに、優良事例の功績をたたえるため2017年度から行われているものです。
今年度の表彰式は文部科学省で2月4日に行われ、全国の31公共団体が参加。寝屋川市はオンラインで出席し、大阪府からは唯一の受賞だった模様です。
寝屋川市の「家庭教育サポートチーム」は、市立小学校24校を拠点に家庭教育サポーターを配置し、子育てに悩む親やその家庭に対して、児童の登校支援、家庭訪問、相談活動などを実施しているチームです。
その中でも以下の活動内容が優れた実績で地域全体への普及効果も高いとして評価された模様です。
〈評価された主な内容〉
・市内の全ての市立小学校にサポーターを配置し、学校と連携して家庭や児童を支援できる体制が整備されていること
・夏季休業中に小学1年生の全戸訪問等による支援を行っていること
・家庭教育支援者スキルアップ研修等の研修を実施し、サポーターのスキルの向上に努めていること
受賞を受けて、寝屋川市は「活動により児童や保護者との信頼関係が構築され、児童の登校状況の改善や保護者の悩みの軽減につながっていると感じている」「今後も学校や関係機関と連携し、子育ての悩みや不安に寄り添い、家庭の教育力の向上につながる支援を継続していきたい」ということです。
寝屋川市の家庭教育支援に関する取り組みが文部科学省に認められたのは良かったと言えるのではないでしょうか。
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