JR西日本が2022年春に行うダイヤ改正の内容を発表しました。
新型コロナウイルスの影響で生活様式や働き方が変化しているのを受け、運行本数の削減などが行われます。(30線区において、2021年10月2日のダイヤ変更と比較して約4%の列車を見直し)
発表(pdfファイル)によると、寝屋川市民に関係がありそうな変更点は以下の通りです。
〈主な変更点〉
(1)片町線(学研都市線)
・11~14時台の同志社前駅-木津駅が現行の1時間に2本から1本に削減
・平日の概ね10時台において、区間快速の運転時間帯の拡大
・平日19時以降の尼崎駅-京田辺駅を中心に一部列車の運転取りやめ
・土休日の概ね16~21時台おいて、京橋駅〜四条畷間を中心に一部列車の運転を取りやめ
(2)おおさか東線
・全ての普通列車を221系(3扉のクロスシート車)で運転
・全ての時間帯において、発車時刻を変更
片町線(学研都市線)は現在、昼間に同志社前駅〜木津駅の区間が30分間隔で運行されていますが、これが60分間隔に広がります。
〈現在の昼間の片町線〉
・京橋〜四条畷:普通4本/時、区間快速4本/時
・四条畷〜同志社前:区間快速4本/時
・同志社前〜木津:区間快速2本/時
60分間隔化は10月のダイヤ改定で一部の線区(北陸本線の米原駅〜長浜駅など)で実施されていて、来春から片町線(学研都市線)にも広がる形です。また他の時間帯(平日の10時台、平日の19時以降、土休日の16〜21時台)も減便の対象となります。
またおおさか東線では現在普通電車に使用されている201系(4扉車ロングシート)が221系(3扉車クロスシート)に置き換えられるのに伴い、全ての時間帯で発車時刻が変更されるとのこと。
関西の鉄道会社では京阪電鉄が9月にダイヤ改定(運転本数を約15%削減)を行っていますが、JR西日本も思い切った減便に踏み切った印象を受けます。
2022年春のダイヤ改正について詳しく知りたい方は、JR西日本の公式ホームページをご覧ください。
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※「7Nan」さん、情報提供ありがとうございました!(情報提供はこちら)