京阪萱島駅(寝屋川市萱島本町)のホームを貫くクスノキが5月1日(土)の朝日新聞の夕刊に掲載されています。
萱島神社のクスノキは1970年代に京阪本線の複々線化事業により切られそうになるも、地元の方々が残すように請願した結果、ホームを貫く形で残された樹齢700年のご神木です。
朝日新聞の記事では父親が伐採反対運動に尽力したという萱島神社の氏子代表に取材し、当時のことを詳しく記事にしたようです。
萱島駅とクスノキは近畿の駅百選にも選ばれた名所ですが、地元の人間にとっては当たり前の存在になっている側面があるので、この機会にじっくり見てみることにしました。
こちらが駅の外から見た様子です。枝が屋根の上に伸びているのが分かります。
根元は複々線化事業後に再興された萱島神社の境内になっています。
複々線化事業が行われる前は、こんな感じだったようです。
クスノキは高さ約20m、幹回りは約7mもあるのだとか。
珍しい形で残されたクスノキは今後も後世に残していきたいですね。
【地図】
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※「7Nan」さん、情報提供ありがとうございました!