4月19日、寝屋川市内では「月面X」が観測されました。
今回の写真は読者さんからの投稿です!
■投稿者「ネヤゲン」さんのコメント
4/19 20:30 寝屋川市で撮影した月さまです。
昼夜の境目にXが現れています。
3つのクレーターの壁によって作られた地形で陽の当たる角度でXが見えるときがあります。
4/19 20:30 寝屋川市で撮影した月さまです。
昼夜の境目にXが現れています。
3つのクレーターの壁によって作られた地形で陽の当たる角度でXが見えるときがあります。
補足的に説明しますと、月の表面にはご存知の通り「クレーター」と呼ばれるデコボコがたくさんあります。
そんなデコボコたちの中には名前がつけられているものもありまして、今回でいうと「ブランキヌス」、「プールバッハ」、「ラカイユ」というまるで中世ヨーロッパの音楽家みたいな名前の3つのクレーターが関係します。
おおよそ上弦の月の頃になると、太陽の光の当たり加減で月の明暗の境に影ができます。そうすると上記で説明したカッコいい名前のクレーターたちの部分が立体的に浮き上がり、まるで『X』の文字のように見えるときがあります。
その現象のことを「月面X」といいます。なんかどっかの怪盗みたいな名称ですね!
詳しくは↓こちらのサイトでどうぞ!
そんな「月面X」ですが、2021年は比較的観測できるチャンスが多いみたいで、全部で6回見られたみたいです。すでに過ぎてしまった2月、4月のチャンスをのぞくと6月17日、8月15日、10月13日、12月11日とあと4回も見られるそうですよ!(参考:2021年は月面Xが6回見られる)
肉眼で見るのはなかなか難しいですが、望遠鏡などお持ちの方はぜひ観測してみては!
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※「ネヤゲン」さん、投稿ありがとうございました!