東神田町で寝屋川市出身の力士である宇良和輝関の新入幕を祝って植樹されたソメイヨシノを見つけました。
2017年3月に初土俵から2年で幕入り(前頭に昇進)したのを記念して、地元の東神田町自治会が自治会館脇に植えたものなのだとか。
地元出身のスポーツ選手が実績を残すと出身中学校などに懸垂幕が設置されるのを見かけますが、自治会単位で目に見える形で応援しているというのはすごいですね。
飛ぶ鳥を落とす勢いの成長スピード(ピーク時の番付は東前頭4枚目)で話題になった宇良関は、2度の大けがで選手生命の危機に直面したものの、現在は復活しつつあるようです。
〈宇良関の沿革〉
・2017年3月:春場所を新入幕で迎える(初土俵から2年のスピード出世)・2017年7月:名古屋場所中に負傷
・2017年9月:秋場所(3日目から休場)終了後に右膝前十字じん帯・右膝半月板損傷が判明
・2017年11月:右膝を手術(6場所連続休場)
・2018年3月:番付が幕下に陥落
・2018年9月:1年ぶりの復帰(秋場所に出場)
・2019年1月:初場所で再び右膝を負傷(5場所連続休場)
・2019年9月:番付が序二段まで下がる
・2019年11月:再復帰
・2020年11月:16場所ぶりに十両として出場
一時は序二段まで下がった番付も十両十枚目(2021年2月現在)まで戻っていて、今後の活躍が期待されます。
東神田町自治会館は萱島駅から北東に向かい、萱島ポンプ場前を過ぎたところにあります。
近くを通りかかった際には、一度記念樹に目を向けてみてください。
【地図】
【関連記事】
・宇良関(角界入り、序の口優勝、新十両昇進、新入幕)
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※「ぽむ」さん、情報提供ありがとうございました!