小路地区(寝屋川市南部)で進められていた土地区画整理事業が、このほど完成しました。
この事業(2014年12月認可)は、第二京阪道路と国道170号線(外環状線)に近い地区を計画的に市街化することにより、乱開発の防止や土地利用の高度化を図る狙いがあります。(土地利用は青色が工業地、黄色が住宅地、ピンク色が商業地。)
※寝屋川市の発表資料から引用
事業の進捗状況はこれまでにも何度かお伝えしていますが、今回は街びらきした一帯の様子をお伝えしたいと思います!
まずは第二京阪道路小路北交差点の南側から一帯を見た様子です。
※南側(四條畷方面)を向いて撮影
旧国道170号線が拡幅されて大型車の通行規制が解除されています。
左手の商業地(ピンク色の部分)に見えるのは、建設工事が進められているスーパーのラ・ムー(公式ホームページ)です。
※東側(高倉方面)を向いて撮影
ラ・ムーは街びらきから少し遅れて7月ごろに開店するという情報が入ってきています。
南向かい(黄色の部分)には、小規模の倉庫や自動車整備工場などが進出しました。
続いて西側の工業地(左側の青い部分)を見ていきたいと思います。
奥の方(讃良川交差点の南東)には雨水幹線の水を讃良川に排水する高宮ポンプ場が建設される予定です。
この場所では2月に高宮ポンプ場整備事業の起工式が行われ、第一中学校方面に向かって雨水幹線を掘り進めるシールドマシンが発進したところです。
一帯を南北に貫く旧国道170号線に戻りまして、東側の工業地(右側の青い部分。下の写真左)を見ていきたいと思います。
この部分には、大型物流施設の「GLP(グローバル・ロジスティック・プロパティーズ)寝屋川」が建設されました。
GLPの発表によると、GLP寝屋川(総開発コスト:約50億円)は地上4階建て、延べ床面積が27,000㎡。複数の会社が入居することも想定したマルチテナント対応型の施設ですが、丸二倉庫(本社:大阪市西区、公式ホームページ)1社の全棟利用(BTS)が決まっています。
2018年春の完成と発表されているので、間もなくトラックが出入りする姿を見ることができるのではないかと思います。
以上、街びらきした小路地区の様子でした!
【地図】
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・小路土地区画整理事業の進捗(計画段階、遺跡の説明会、GLP寝屋川の進出決定、道路の拡幅工事、ラ・ムーの出店計画)
※「-」さん、「やくたたず」さん、情報提供ありがとうございました!