京阪電車が増加する訪日外国人客に対応するために、車内と駅で自動放送装置を用いた多言語放送(日本語・英語・中国語・韓国語)を開始すると発表しました。
発表によると、車内放送(列車種別、行き先、次の駅、駅の到着、乗り換えの案内)は3月10日(火)から一部の列車で始まり、2018年度中に全列車(642両)へ導入が完了する予定です。主に訪日外国人が多く利用する時間帯や利用が多い駅が対象となるようです。
また3月26日(月)からは全駅(60駅)で多言語による放送を開始。異常時における列車運行状況や振り替え輸送の案内などが行われるとのことです。
英語放送は一部の車両(快速急行や特急など)で既に行われていますが、これが全列車に拡大するということでしょうか。
特急に運用されることが多い3000系(青い車両)、8000系(赤い車両)では、4月下旬から公衆無線LANサービスが始まることが同時に発表されています。
一部の駅で設置済みの自動外貨両替機も設置が拡大されるとのこと。
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