寝屋川警察署の警察官が飲酒運転中に事故を起こしたにも関わらず、他人を身代わりにして申告したとして逮捕されたことが分かりました。
※資料写真(寝屋川警察署、2014年9月撮影)
テレビや新聞などで大きく報道されていました。
・酒気帯び運転 大阪府警巡査長を逮捕 物損事故で口止めも(2017年12月7日配信、毎日新聞)
・警察官逮捕 飲酒事故後に身代わり立て口止めの疑い(2017年12月7日配信、NHKニュース)
・大阪府警巡査長が身代わり立て口止め逮捕 飲酒運転隠避疑い(2017年12月7日配信、産経新聞)
経緯をまとめると、以下の通りです。
・10月12日に寝屋川市駅のロータリーで警察官(27歳)が物損事故
・その場に居合わせた一般人の男(56歳)が身代わりになって事故を申告
・警察官(27歳)は事故処理した警察官2名に口止めを依頼
・10月22日に投開票の衆議院議員選挙で公職選挙法違反の行為をしたとして56歳の男を逮捕
・捜査中に事件が発覚。警察官(27歳)を道路交通法違反、犯人隠避教唆の容疑で逮捕
寝屋川警察署員で幸町に住む男性巡査長(27歳)は、飲酒運転中に寝屋川市駅前で植え込みに突っ込む事故を起こしましたが、飲酒運転中だったことを隠すため別人(一般人)を使って事故を申告。
身代わりの男性がその後別の事件で逮捕されて捜査中に、今回の事件が発覚したようです。容疑は道路交通法違反と犯人隠避教唆容疑で、身代わりの男も再逮捕されたとのこと。
このような不祥事を起こす警察官は一部だと思われますが、警察全体の信用に関わるのではないかと思います。
全容を解明すべく捜査を進めて欲しいものですね。
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