大相撲・春場所(エディオンアリーナ大阪)の開催期間中は寝屋川市内に宿舎が置かれる境川部屋。
春場所の開催を翌日に控えた3月11日(土曜日)の朝に、朝稽古が行われている様子を取材してきました。
境川部屋の宿舎が置かれているのは寝屋川市駅の南東に位置する日之出町で、アカカベの前から住宅街の中へと入ったところにあります。
この日は土曜日ということもあってか、多くの人が見学に訪れていました。
土俵のあるプレハブの建物に近づくと、力士の迫力のある大きな声が聞こえてきます。
7時半の時点では、ちょうど実戦形式に近い状態で稽古が行われていました。
師匠の境川親方が到着すると、力士が1人ずつ頭を下げて挨拶!さすが相撲部屋というべきか、上下関係がしっかりしていますね。
受け身役の力士が右肩を出し、攻撃側の力士がものすごい勢いでぶつかって土俵際まで押し出す稽古も行われます。一方的に体当たりする稽古も迫力がありますね~。
特に巨体の力士が前回り受け身?や腕立て伏せをすると、迫力満点です。
しばらくすると、再び実戦形式の稽古が始まります。
力士が土俵際に追いやられて勝負が決まれば、周囲の力士が勝者に大声を上げて詰め寄ります。まるでコントみたいですが、「次は俺が対戦する!」というアピールでもしているのかな…?
朝稽古は9時を過ぎても続いていましたが、筆者は9時過ぎの時点で退散です。
先に稽古場を車で後にする力士が2人。なんとなく豪栄道関と佐田の海関のような気もしますが、違うかな…?(稽古場に20人以上いるので全く分からん!)
朝稽古を取材するのは今回が3回目ですが、春場所の開幕前日ということもあってか、今回が最も実戦形式に近くて熱が入っているという様子でした。
境川部屋の朝稽古は、毎年この時期になると寝屋川市の風物詩のようになっています。近隣では春日野部屋も星田会館(交野市)に宿舎を構えるなど、寝屋川市では相撲が身近に感じられる環境が整っています。
特に今年の春場所は17年ぶりの4横綱に加えて、幕内に寝屋川市出身者が2人もいる(大関・豪栄道関と前頭・宇良関)ことですし、とても見ごたえがありますね。(
明日に開幕する春場所が、今から楽しみです!
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※「寝屋川市民」さん、情報提供ありがとうございました!