芥川賞作家として活躍するお笑い芸人・又吉直樹さん(ピースのボケ担当、寝屋川市出身)が、芥川賞受賞後初となる小説「劇場」を発表することが分かりました。
2015年1月に発表した中編小説「火花」(同年7月に第153回芥川賞を受賞)以来、約2年ぶりの書き上げで、今回の作品は自身初の恋愛小説であるのが特徴だそうです。
前作の「火花」は、自身の職業と同じお笑い芸人が主人公でしたが、芥川賞作家として注目される作品を鉄板とも言える恋愛もので勝負!ということで、自ずと期待が高まります。
劇場の執筆にあたっては、芥川賞作家としてのプレッシャーもあったらしく、その苦悩の様子は2月26日にNHK総合で放送されるのだとか。(同じ日には以前にもお伝えした通りNHKで連続ドラマ版「火花」の放送が始まります。)
「劇場」は3月7日に文芸誌「新潮」4月号で発表される予定となっており、どのような内容になるのか今から楽しみですね。
【関連記事】
・又吉さん文芸誌デビュー / 芥川賞受賞の垂れ幕が登場
・流行語大賞に又吉さんがノミネート / 又吉さんが ベストドレッサー賞を受賞
・又吉さんの火花が本屋大賞にノミネート!4/12に大賞発表へ(2016年1月)