大相撲秋場所(東京・両国国技館)の14日目が9月24日(土)に行われ、寝屋川市出身の大関・豪栄道関が玉鷲関を破って無敗の14連勝を収め、ついに幕内初優勝を果たしました!
大阪府出身の力士で幕内優勝は3人目で、1930年以来86年ぶりの快挙となりました!
この日は寝屋川市ふるさと大使に任命された地元出身(明和小学校、第四中学校卒)の力士が優勝する瞬間を見届けようと、寝屋川市役所のパブリックビューイングにたくさんの人が詰め掛けました。
豪栄道関は23日(金)までに破竹の13連勝をしていて、優勝候補は豪栄道関(13勝0敗)と遠藤関(11勝2敗)の2人に絞られていました。
先に取り組みが行われたのは、遠藤関です。遠藤関が土俵に上がると、会場のボルテージが上がります。
取り組みの内容は全く見えなかったのですが、遠藤関が勝った瞬間「あ~っ!」という残念な声が響き渡りました。
優勝の決定は、どうやら豪栄道関自身の勝利に持ち越されたようです。優勝が待ち遠しいですが、「勝ったら優勝」というのはシンプルで分かりやすいのではないでしょうか。
何人かの取り組みが続いて豪栄道関が現れると、「豪栄道!豪栄道!」の大合唱が巻き起こります。画面が全く見えないのですが、家のテレビでは味わえない臨場感がありますね。
塩をまいたりする間も、盛り上がりは続きます。
一瞬で玉鷲関との取り組みが始まり(下の動画の6:00ごろ~)、寄り切りで勝利すると、皆さん総立ちで大歓声!何度も「バンザ~イ!」という掛け声が響き渡りました。
豪栄道関は今回の秋場所を大関に昇進してから4度目の角番(負け越すと次の場所で番付が下がる状態)という逆境で迎えましたが、最高の結果を残せて良かったと思います。
次の11月の九州場所も優勝すれば綱取り(横綱への昇進)が狙えます。寝屋川市ふるさと大使として今後も頑張って欲しいものですね。
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