小路南町(寝屋川市南部)に大型物流施設「GLP(グローバル・ロジスティック・プロパティーズ)寝屋川」が建設されることが分かりました。
現在農地が広がる小路地区を計画的に市街化する寝屋川市の土地区画整理事業(2014年12月に認可)に伴うもので、第二京阪道路と国道170号線(外環状線)に近い立地もあり進出が決まったようです。
寝屋川市が発表している土地区画整理事業の計画図では、以下の場所です。
※寝屋川市の発表資料から引用
青色が工業地、黄色が住宅地、ピンク色が商業地として利用される計画になっていて、GLP寝屋川が進出するのは、右下の青い部分になっています。
現地では造成工事が始まった段階ですが、計画通り大型物流施設の誘致に成功した形です。
※計画図のピンク色の部分
※計画図の黄色の部分
※計画図の青色の部分(第二京阪道路沿い)
GLP(公式ホームページ)は大型物流施設の開発・運営を行うシンガポール系のデベロッパーで、ネット通販の拡大などの波に乗り、近年国内で急速に拠点を増やしています。
元々この手の大型物流施設は高速道路や広い敷地を持つ臨海部に多いのですが、最近は吹田や枚方などの内陸部にも多く進出してきているようです。(内陸部の方が求人面で有利という業界の事情もあるみたいです。)
GLPの発表によると、GLP寝屋川の規模は地上4階建て、延べ床面積が27,000㎡。1社のみの占有(BTS)と複数の会社が入居するマルチテナント型の両方に対応し、総開発コストは約50億円。
2017年春に着工して2018年春に完成する予定です。
寝屋川市内で最大級の物流拠点になるとみられ、小路地区の区画整理事業については今後も動向に注目ですね。
【地図】
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※「-」さん、情報提供ありがとうございました!