最高気温が35℃まで上昇した8月12日(金曜日)に、寝屋川市で「光化学スモッグ予報」が発令されていました。
※8月12日に寝屋川市役所で撮影
光化学スモッグ(wikipedia)は、自動車や工場から排出された窒素酸化物などが太陽の紫外線で反応し、「光化学オキシダント」という有害物質を生成する現象のことで、大気に白いモヤがかかったような状態になることが特徴です。
光化学スモッグは気温が高い、日差しが強い、風が弱いという条件で発生しやすく、まさに今日はそのような天気の日でした。
※8月12日に寝屋川市役所で撮影
13時30分に東大阪地域(寝屋川市、大阪市旭区、守口市、東大阪市、柏原市など)でオキシダント濃度が0.08ppmに達したとして、大阪府が予報を発令。3時間後の16時30分に解除されるまで、市役所の正面玄関で注意喚起が行われていたようです。
※8月12日に寝屋川市役所で撮影
光化学スモッグは公害問題が多発した1970年代に猛威をふるった現象ですが、現在でも年に数回予報や注意報が発令されているそうです。
実際に光化学スモッグが発生すると、
・目がチカチカする
・のどが痛い
・呼吸が苦しい
などの健康被害が発生する恐れがあります。
オキシダント濃度が0.12ppmに達すると予報から注意報へと移行し、更に高濃度になると警報が発令されることになっています。
※2015年8月1日に寝屋川市役所で撮影
連日猛暑日(最高気温が35℃以上)を記録するような暑い日が続いていますが、光化学スモッグ注意報が発令された日には外で遊ぶ時間を短くするなどの対策を取るようにしましょう!
【関連項目】
・現在の光化学スモッグ発令状況(大阪府)
・寝屋川市で光化学スモッグ注意報が発令(2015年8月)