木屋町の香里自動車教習所の教習コースに、数十年に一度しか見られないリュウゼツランの花が咲いています。
リュウゼツラン(wikipedia)は、アロエに似た葉っぱをつける熱帯の植物で、数十年かけて葉っぱに栄養分を蓄え、最後に一度だけ花を咲かせて枯れてしまうという性質があります。
担当者によると、香里自動車教習所のリュウゼツランは50年ほど前に植えられたとみられ、数か月前に葉っぱの中心から花茎がグングンと伸び始めたそうです。
※7月30日に撮影した写真
葉っぱの栄養分を吸いながらどんどん成長してかなりの高さに達し、7月上旬には花が咲き始めました。
※7月30日に撮影した写真
先に咲いた下の方は既に枯れ始めていますが、
※7月30日に撮影した写真
上の方がちょうど見ごろを迎えています!(全部が同時に黄色く咲きほこるタイミングは、どうやらないようです。)
※7月30日に撮影した写真
5月下旬に撮影したリュウゼツランの様子と比べると、その差は歴然です。
※5月25日に撮影した写真
約2か月が経過して、葉っぱの部分がかなり枯れてしまっているのが分かりますね。
この葉っぱの養分を全て使い切ると、植物そのものが枯れてしまうのだと思います。
とてもはかない話なのですが、花茎の上からは種をつけた花の部分が落ちてきていて、
子供のリュウゼツランの葉っぱが芽を出し始めています!今はまだ植木鉢サイズですが、数十年後には再び花を咲かせることでしょう。
関係者しか立ち入れないところに咲いているのが残念ですが、国道170号線からも見えるので、関心のある方は一度目をやってみてください。
【地図】
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