美井町(香里園方面)にある大阪聖母女学院が2017年4月から男女共学化を行い、校名も「香里ヌヴェール学院」になることが分かりました。
大阪聖母女学院(公式ホームページ)といえば、小学校から高校まで揃うキリスト教カトリック系の女子校(小学校のみ共学)としてお馴染みですが、来年度から「21世紀型教育」と銘打った新しいコースとカリキュラムを導入することになったそうです。
LINK:大阪聖母学院小学校、大阪聖母女学院中学校・高等学校の学校改革について(学校法人聖母学院)
改革の最大の目玉は、100年近く続いた伝統を変える男女共学化で、男子生徒も内部進学による12年間の一貫教育が可能になります。また新しい校名には、聖母の創立者が所属していたフランスの修道会にちなんだ名前が使用され、引き続きキリスト教の博愛精神を教育の柱にするとのことです。
※2015年の聖母祭
特設サイトによると、箕面市の聖母被昇天学院も「アサンプション国際」へと改名されることが発表されていて、6校(大阪聖母学院小学校、大阪聖母女学院中学校・高校、聖母被昇天学院小学校・中学校・高校)同時に「聖母」の名前がなくなります。
改革の背景には少子化に加えて、ここ10年ぐらいの間に大学まで男女共学の私立小学校が相次いで開設されるなど、競争が激しくなっていることが考えられますが、「聖母」の名前に愛着がある人にとっては、寂しい気持ちになりますね。
【地図】大阪聖母学院小学校・大阪聖母女学院中学校・高校
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※「kenkenken」さん、情報提供ありがとうございました!