梅が丘2丁目(東寝屋川方面)の田んぼで、1月11日(月曜日)に新春恒例の「第7回高倉とんど焼き」というイベントが行われました。
高倉とんど焼き(主催:高倉水利組合など、公式ホームページ)は、稲わらとともにお正月のしめ飾りや門松などを燃やし、1年の健康や豊作などを願う神事の行事です。
府道20号線近くの讃良川沿いにある会場に17時45分ごろ到着すると、既にたくさんの人の姿がありました。
小さい方(高さ3.5m)のとんどは今年の干支「申」にちなみ、孫悟空をイメージして作られました。
1月4日からこの場所に展示されていたようです。かなり細かく作られているのが分かりますね。
大とんどの中は空洞になっていて、一緒に燃やすお正月のしめ飾りや門松を入れることができます。
全く地元の人間ではない者が無料でいただくのもどうかと思ったので、浄財箱に小銭を入れておきました(笑)
18時を過ぎると、水利組合長などが挨拶を行い、点火です!年男・女の子供達が藁に火をつけます!
その様子は動画でもご覧いただけます。
焚火状態になっても、すぐには消えません。藁が残っている限り、燃え続けます。この時間の方が長かったと思います。
孫悟空の火が小さくなってきたところで、大とんども点火に入ります。なんですが…、点火したら一瞬で上まで燃え広がり、ビックリ!手前の方はまだ点火できていないのに(笑)
大きい方が長時間燃え続けると思っていたので、1分ほどでこの状態になるのは意外でした。(…というか、孫悟空の方がかなり頑張って持ちこたえたのだと思いますが…。)
この時期(昔の成人の日の1月15日に行われる場合が多い)になると、各地の神社などで「とんど焼き」が行われますが、これほど大規模に行われるのは珍しいのではないでしょうか。(市街地で行うのはなかなか難しいでしょうし。)
とんど焼きの取材は今回が初めてだったのですが、なかなか興味深かったです。この様な伝統的行事は今後も引き継がれていくと良いですね。
【地図】
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※「nob」さん、情報提供ありがとうございました!