原油安を背景にガソリンの小売価格が9週連続で値下がりを続けています。
資源エネルギー庁が12月24日に発表した店頭価格(12月21日時点、全国平均)によると、前回調査から2.7円安くなり、約6年ぶりの安値水準をつけたそうです。
年末年始になっても更に値下がりは続き、年が明けると110円/Lを切るガソリンスタンドも出てきました。(写真はアルプラザ香里園近くの出光とENEOS。会員価格の表示になっていたりして基準が違うかもしれませんが、あくまで参考ということで。)
ちょうど1年前の2015年1月にも「ガソリンが値下がりを続けて130円台前半になった」という記事をお伝えしましたが、
その時は更に安くなるなんて想像もつかなかったです。
更に遡りまして、2014年4月(消費増税直後)の価格設定を見ると、150円台で販売されていたことが分かります。
2014年夏ごろに170円/L近くに達していたことを考えると、6年ぶりの安値水準は伊達ではありませんね。レギュラーを満タンで給油すれば、3000円ぐらい安く済む計算になります。
ガソリン価格は果たして今が底値なのでしょうか?それとも更に安い値段になるのでしょうか?
石油情報センター(公式ホームページ)によると、次の最新情報は1月7日に公表される予定ですが、消費者目線としては年末より安くなっている実感があります。今回取りあげたガソリンスタンドが100円/L近くまで下がる可能性もあるかもしれません。
2016年も手ごろな値段でガソリンが給油できると嬉しいですね。
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