京阪電鉄寝屋川車両基地で毎年恒例の「ファミリーレールフェア」が10月18日(日曜日)、行われました。
ファミリーレールフェアは普段入ることができない京阪の車両基地内が公開されるイベントです。今年は少し暑さを感じるぐらいの秋晴れとなり、たくさんの人で賑わいました!
ファミリーレールフェアのプログラムは、主に工場ゾーンと車庫ゾーンに分かれています。
最初に目につくのは、電車を持ちあげるクレーン。(昨年はクレーンが緑色でしたが、青色に塗り替えられていました。)
電車を持ちあげると構内を前後(下の写真の手前から奥)に移動し、台車をはき替える作業が行われます。何十トンもある電車が移動する様子は、圧巻です!
ボタンを押すとスロットが始まります。パタパタ動く行先表示板はすっかり見なくなりましたが、保管してあったのでしょうか。なかなか面白いアイディアですね。
駅の放送が聴ける装置(くずはモールにあるやつ)や踏切スイッチ操作は、今まであったかな…?
奥の方では、京阪のイメージキャラクター「おけいはん」によるトーク&クイズショーが行われていました。
「おけいはん」の方は、なんと!現役の大学生だそうです!激戦を破って就任した3年前は18歳で、それ以来この仕事でしかできないことを色々経験したのだとか。子供向けのクイズでは、簡単な京阪に関する質問がされていました。
折り返しは、検査基地の中にて。電車のスピードは、洗車機・構内ともに約10~15km/h程度です。
1回で何百人もの人が乗り込み、乗り降りが完了次第ピストン運行されている人気ぶりでした。
ほとんど見たことがないですが、終電が終わってから走っているのでしょうか。レールの上を走る自動車も馴染みがないですね。
レールの切断作業は残念ながら時間が合いませんでした。その代わりにボルトを締める様子を見ることができました。
こちらは、綱引き体験。1両だけとはいえ、これだけの少人数でも約30トンある電車がちゃんと動くのでビックリ。
2014年11月の記念乗車会で車両基地内を復活走行した「びわこ号」も展示されています。
このイベントを総括すると、電車に詳しくない人でも楽しめる内容という印象です。
紹介したのは一部ですが、お楽しみいただけたでしょうか。長文をご覧いただき、ありがとうございました!
【地図】京阪電鉄寝屋川車両基地
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(大阪府寝屋川市木田元宮2丁目1-1)
【関連記事】
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