子供の医療費助成が18歳まで拡充、府内では寝屋川市が初!

寝屋川市で行われている医療費補助の対象年齢が、7月から18歳までの子供に拡大されていることが分かりました。

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これまで寝屋川市では小学6年生までを対象として子供の医療費補助を行ってきましたが、子育て支援制度を充実させるため、18歳まで拡充。これは豊能町と並び、大阪府内で初となります。

対象は寝屋川市に住民登録があり、各種の健康保険に加入している0歳~18歳(18歳に達してから最初の3月31日まで)の子供です。

寝屋川市によると、自己負担額は1医療機関当たりの上限が500円/日で、3日目/月以降の受診は無料です。(つまり、1か月の最高負担額は1医療機関当たり1000円。同じ医療機関でも、入院と通院、医科と歯科はそれぞれ自己負担が必要。)

LINK:子ども医療費助成制度のご案内(寝屋川市役所)
子ども医療費助成制度のご案内

助成の内容は広報の6月1日号でも詳しく紹介されていました。

この様な子育て支援制度は少子化対策の一環とされ、府内でも2015年度中に拡充する動きが相次いでいます。

寝屋川市の周辺にある自治体の医療費補助状況をまとめると、以下の通りです。

・枚方市:小学3年⇒中学3年
・守口市:就学前⇒中学3年
・門真市:小学3年⇒小学6年
・交野市:小学3年⇒中学3年
・四條畷市:小学3年⇒中学3年
※筆者調べ。矢印の右側は2015年度中に拡大される対象年齢

こうして見ると、他市は義務教育期間中の中学3年生までが主流であることが分かります。一気に18歳まで拡大した寝屋川市の施策は先進的と言えそうです。

子育て世代の転入を促進する狙いもあるとのことで、名実ともに子供にとって優しい町になれば嬉しいですね。

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※「わた」さん、情報提供ありがとうございました!

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