2月に角界入りを果たした寝屋川市出身の宇良力士(=宇良和輝、木瀬部屋)が、無傷の7連勝で序ノ口優勝を果たしたとして、話題になっています。
LINK:「居反り」の宇良、本領発揮で序ノ口全勝V「初めての場所で優勝できるなんて信じられない」(デイリースポーツ 2015年5月23日配信)
デイリースポーツの記事(5月23日配信)によると、
関学大から初めて大相撲入りした西序ノ口9枚目の宇良(木瀬)が、送り出しで琴宮倉(佐渡ヶ嶽)を破り7連勝。同じく全勝だった栄富士(境川部屋)が敗れたため、序ノ口優勝が決まった。
まさに本領発揮。序ノ口優勝がかかった大事な一番でも宇良が本来の業師ぶりを存分に発揮した。
(中略)
目標だった5勝2敗を大きく上回り、きれいに7つの白星を並べた。「勝ちが続いたので、ずっと気が張っていた。一番一番を大切に取れたのが良かった:と充実感を漂わせた。
※デイリースポーツの記事から引用
とのこと。
宇良さんは4歳で相撲を始め、京都府立鳥羽高校から関西学院大学教育学部に進学。身長172cmと小柄ながらも、相手の懐に潜り込んで後方に反って倒す「居反り」を得意技としています。
今回の夏場所で居反りを発動することはありませんでしたが、堂々の初タイトルを獲得です。(学生時代は無冠だったそうです。)
3月に大阪で開かれた春場所で初土俵を踏んだ宇良力士は、名古屋場所から序二段として土俵を取ることが決定しています。
今後も活躍に期待が高まります。
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