1月31日のダイヤ変更で新たに導入される3000系の座席指定型車両「プレミアムカー」が京阪電鉄寝屋川車両基地(木田元宮)で1月20日(水)、公開されました。
3000系のプレミアムカーが寝屋川車両基地に陸送される様子を2020年11月にお伝えしていますが、車両が公式に公開されるのは今回が初めて。
基本的な仕様は導入済みの8000系のプレミアムカーに準じるもの、車両構造に細かい違いがあるようです。
<3000系に導入されるプレミアムカー>
・座席数:指定40席、アテンダント付き
・扉:1扉両開き
・外観:青色
・製造方法:新造
・編成数:6編成
・投資額:約12億円
・導入時期:2021年1月31日(予定)
<8000系に導入済みのプレミアムカー>
・座席数:指定40席、アテンダント付き
・扉:1扉片開き
・外観:赤色
・製造方法:改造
・編成数:10編成
・導入時期: 2017年
<過去の記事>
・導入を公式発表(2018年11月)
・寝屋川車両基地への陸送(2020年11月)
・サービス開始時期を発表(2020年12月)
両者の違いを見ていきたいと思います。
まずは外観から。8000系のボディカラーが赤なのに対して、
※2018年撮影
ドアも自由席の車両と同じように両側に開閉します。(8000系は片側に開閉する1枚ドアです。)
行き先表示機がLEDから液晶パネルに変更されたのは、細かい違いですね。
続いて車内の様子です。
座席数や基本的なサービス内容(アテンドの乗車など)は8000系と同じですが、窓枠の配置が異なるのだとか。
天井も3000系の自由席に合わせた黒いデザインです。
他にも一部の座席に大型のテーブルがある、ドア近くの座席にヒーターがあるなどの違いがあるみたいですよ。
3000系プレミアムカーが報道陣向けに公開されたイベントの様子は、動画でもご覧いただけます。
1月31日のダイヤ変更で3000系のプレミアムカーが走り始めれば、プレミアムカーの設定が大幅に増加する(昼間の特急は原則全ての車両で利用可能)とのこと。
【関連記事】
・プレミアムカー(寝屋川車両基地で公開、5両連結された状態、運行開始)
・ファミリーレールフェアの記事(2013年 / 2014年 / 2015年 / 2016年)
・旧3000系がくずはモールに陸送されたみたい(2013年)