隣にスーパーの「ロピア」が進出した際のアル・プラザ香里園の対抗戦略がダイヤモンド・チェーンストア誌に取り上げられています。
「ダイヤモンド・チェーンストア」とは、小売・流通業界の「次を読み解く」をコンセプトとしている専門誌です。今回掲載されていたのは以下のニュースサイト。
LINK:ダイヤモンド・チェーンストア
ロピア寝屋川島忠ホームズ店が、アル・プラザ香里園(以下アルプラザ)に隣接している「ホームズ寝屋川店」の1階に開店したのは9月のことで、
7月の記事でもお伝えしたように、3月まで家電量販店のジョーシンがあったところに出店しており、関西ではここが1号店となります。(関東地方の店舗も合わせると52店舗目)
記事によると、ロピア(本社:神奈川県)は首都圏で急成長中のスーパーチェーンであり、2020年2月の売上高は1店舗あたり約30億円にものぼるとのこと。
アルプラザを運営する平和堂(本社:滋賀県)も関西を中心に100店舗以上を展開しており、なかでも香里園店は上位10店に含まれる売上高を誇っているそうです。とはいえ、この度のロピア関西初出店を迎えるにあたり、売り上げダメージを想定したアルプラザ側は対抗策を練ったんだそう。
その対抗策のひとつとして、元々予定していた大幅リニューアルの前倒しを決行したとのこと。このリニューアルの件については当時ねやつーでも取り上げていました。
3週間以上かけて行われたリニューアルの期間中、休業した6日間には9月のシルバーウィークも含まれており、本来売り上げが見込めそうな連休期間にもかかわらず決行したというのは、アルプラザ側の本気度がうかがえますね。結果的に売上高はロピアの進出前よりも増加したのだとか。
とはいえ、いち寝屋川市民としては両社ともに盛り上がってくれるほうが、街も活気付いてうれしいなと思います。
今回紹介したダイアモンド・チェーンストアの記事(途中から有料)には、そのほかの戦略なども書かれています。
もしも気になる方はこちらから読んでみてはいかがでしょうか。
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