寝屋川市が新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急経済対策として各家庭に振り込んだ特別定額給付金(1人当たり10万円)について、5月末に判明した二重給付(993世帯、2196人)以外にも事務的ミスがあったことが分かりました。
6月30日の市議会で市議会議員が一般質問して明らかになったもので、毎日新聞(7月10日配信)が報じています。
毎日新聞の記事によると、今回判明した事務的ミスは過払いや給付額不足などで、3000世帯以上に影響しました。
質問した市議会議員はブログ(6月29日投稿)で主に以下のように問題提起しており、事務的ミス以外にも質疑応答が行われたようです。
・報道された二重給付問題以外にも事務的ミスがたくさんある
・早期の給付を急ぐあまり、事務処理の手法に問題があったのではないか
・職員に対して過度なプレッシャーをかけていたのではないか
・職員の残業時間が長すぎる
・不透明な契約が多い
寝屋川市は他市よりも早い定額給付金の対応で注目されましたが、その裏で色々とひずみがあったのだとすれば、再発防止のためにも検証して欲しいものですね。
【関連記事】新型コロナウイルス関連の記事
・寝屋川市に感染者(1例目、2例目、3例目、12例目)
・10万円の給付金(受付開始、申請書の発送、二重給付)
・緊急支援パッケージ(第1弾、第2弾)
※「駅前住民」さん、「まみ」さん、情報提供ありがとうございました!