太陽の一部が月の影に隠れる部分日食が6月21日(日曜日)に起きる模様です。
※資料写真(2019年1月撮影)
日食(wikipedia)とは、地球と太陽の間を月が横切り太陽が隠れて見える現象のことで、一般的に全てが隠れて見えるのを皆既日食、一部の場合を部分日食と呼んでいます。
今回日本各地で見られるのは18~79%程度(西の地域に行くほど比率が大きい)が欠ける部分日食で、2019年12月26日以来1年半ぶりです。(その前は2019年1月、更にその前は2016年3月でした。)
6月21日(日)に大阪府で部分日食が観測できる時間帯は、以下のように予想されています。
①16時06分ごろ:食の始まり
②17時10分ごろ:食の最大
③18時08分ごろ:食の終わり
日食が始まるのは、16時06分ごろ。その後1時間以上かけて部分食が拡大し、17時10分ごろには部分食の割合が最大の40%以上に達する(全体の40%以上が欠けて見える)見込みです。
当日の見え方(札幌、東京、福岡の場合)をシミュレーションすると、こんな感じ。
太陽の下部が欠け始め、時間の経過とともに部分食が時計回りに移動していく様子が見て取れますね。月の移動が目に見えて分かるようで興味深いです。
部分日食について詳しく知りたい方は、国立天文台の公式ホームページをご覧いただきたいのですが…、
LINK:国立天文台 公式ホームページ
気になる6月21日(日)の寝屋川市の天気は、晴れ時々曇りの予報になっています。梅雨の季節にも関わらずチャンスは大いにありそうです。
今回の日食を逃すと、次に見られるのは2023年4月20日(全国で見られるのは10年後の2030年6月1日)になるとのこと。(日食を観測する際は専用のグラスを使うなど安全面にご注意ください。)
天体観測に関心のある方は、お見逃しなく!
【関連項目】天体観測に関する記事
・皆既月食(2014年10月、2015年4月、2018年1月)
・部分日食(2016年3月、2019年1月)、火星が地球に接近(2016年6月)