成田山不動尊(成田西町)に新しい山門を建設する計画があることが分かりました。
開創90周年事業として行われるもので、境内に完成後のイメージが掲示されています。
イメージ図に書かれた情報をかみ砕くと、新しい山門(間口9.00m、奥行き5.04m、棟高12.26m)はヒノキをふんだんに使い、入母屋造(寄棟の上部が切妻の形状)の大きな屋根が特徴の建築物です。
〈構造形式〉
・門の形状:三間三戸楼門
・材質:総檜造
・屋根の形状:入母屋造
・屋根の妻側:前後軒唐破風付
・屋根の工法:屋根銅板一文字葺
・付属建築物:両袖築地塀付(門の両側に塀がある)
現在の山門(下の写真)と比べると規模が大きく、色合いも変わるようです。
山門前には玉垣(石製のフェンス)や鏡石(名前の入った大きな石)も同時に整備されます。
工事の予定期間は2021年3月から2024年6月までの3年間です。事業費の一部は寄進によって賄われるとのこと。
成田山不動尊といえば、初詣や節分祭の時期にたくさんの人が集まることで知られていますが、新しい山門が整備されれば、お寺の雰囲気も変わりそうですね。
【地図】成田山不動尊
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※「森にすむリス」さん、情報提供ありがとうございました!