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今回ご紹介するのは、寝屋川市をはじめとする大阪府と京都府で「きららみらい薬局」(一部はサクラ薬局)を21店舗展開している「J.みらいメディカル」(本社:大阪市都島区、公式ホームページ)さんです!
※大利店
突然ですが皆さん、調剤薬局は処方せんが必要なお薬を受け取るだけの場所だと思っていませんか?
きららみらい薬局は処方せんに基づく調剤業務だけでなく、身近な健康相談の場所になるために様々な活動を行っています。
例えば、健康や医療を軸にしたコミュニティーづくりを目指して、地域住民の方々に気軽にご参加していただける健康イベント「きららみらいカフェ」を各店舗で開催しています。
また薬学部の進学を目指すコースのある大阪国際滝井高校の生徒さんが職場体験を行う「高校生実習」も行っています。
【これまでの広告記事】
・大利店で行われた高校生実習(2019年3月)
・緑町店で行われたきららみらいカフェ(2019年8月)
薬剤師が服薬指導を行う様子は高校生実習の記事でお伝えしたのですが、その際に検査値を見たりお話を聞いたうえで栄養改善が必要な患者さんについては、管理栄養士に話をし、患者さんの希望があれば「個別栄養相談」を行っているそうです。
調剤薬局に管理栄養士がいるのは、何故なのでしょうか?
個別栄養相談とは一体どのようなものなのでしょうか?
今回の記事では、その真相に迫りたいと思います!(「きららみらい星の子Cafe」についても紹介するので、ぜひ最後までお読みください!グルメ好きの方必見ですよ!)
緑町店(寝屋川市緑町)があるのは、青樹会病院の西側の住宅地です。
地図ではこちら。
きららみらいカフェの記事(2019年8月配信)でもご紹介した通り、店内は広々。
薬局内には薬剤師や管理栄養士が健康面を考えてチョイスした市販薬(処方箋が不要な薬)、健康食品、敏感肌用化粧品などが並んでいます。
緑町店に所属する管理栄養士の向(むかい)さんに色々とお話を伺いました!
筆者:本日は宜しくお願いいたします!
向さん:こちらこそ宜しくお願いいたします!
筆者:まずは向さんの自己紹介からお願いいたします。
向さん:「きららみらい薬局」で管理栄養士をしております向と申します。普段は緑町店で調剤事務をしながら管理栄養士としての仕事もしています。管理栄養士が常駐していない小さな店舗があるのでそちらに出張したり、管理栄養士がメニューを提案するカフェ「きららみらい星の子Cafe」(大阪市旭区)にも週2回ほど出向いたりしています。
筆者:国家資格の管理栄養士は入社してから取られたのですか?
向さん:私は管理栄養士の資格を取ることができる大学を卒業して「J.みらいメディカル」に入社しました。「きららみらい薬局」に管理栄養士を置くようになったのは2016年度からで、徐々に増えてきています。
筆者:調剤薬局の事務は専門的なことが多いでしょうし、色々と大変なのではないですか?
向さん:管理栄養士の活躍できる職場は色々あると思いますが、人との距離が近いのを魅力に感じ、調剤薬局を選びました。調剤事務としては、処方せんの受け取り、お薬代の計算・お会計、お薬をお渡しするための準備などの仕事を行っています。管理栄養士としては栄養相談を行ったり、処方せんのいらない市販薬や健康食品をお探しの方に「どのようなものがその方におススメできるか」をご案内したりしています。
調剤薬局の管理栄養士は患者さんが飲まれている薬を見たり、薬剤師と患者さんの状態の話を聞いたりすることができるので、相手のより深いところまでご相談にのれるメリットがあると思います。
筆者:なるほど。栄養相談会はどのような形で行われているのですか?
向さん:こちらから食事の改善が必要と思われる方に「栄養相談会があるのですが、いかがですか?」と持ち掛けるパターンと、患者さんの方から「医者から塩分摂取を減らすように言われているのですが、どのような食事を取ったら良いですか?」「健康診断に引っかかったのですが…」というようなご質問をいただくパターンがあります。
調剤薬局なので薬をもらいに来る患者さんが多いのはもちろんなのですが、「夫にどのような食事を作れば良いでしょうか?」というご相談を受けることもありますね。
筆者:栄養相談は予約が必要なのですか?
向さん:栄養相談が必要な方がいらっしゃったら適宜対応しますが、管理栄養士が常駐していない店舗では予約が必要です。事前に告知する形での開催も月に1回ほど行っています。まずはお近くのきららみらい薬局で「栄養相談を受けたい」とお話しください。
相談内容は、お悩み別(血糖値の値、高血圧など)に個別相談に応じたり、普段の食事のエネルギー量(kcal)や塩分量などを算出する栄養価計算を行ったりしています。
理想的な栄養バランスのご提案を、受付の横で配布している料理のレシピを使って説明していきますね。
レシピは疾患ごとに分類されているので、ご自身の症状に効果のある料理を作ることができます。
最初に高血圧の方に効果のある減塩メニューを見ていきたいと思います。
一般的に塩分を減らすと薄味になりがちですが、「減塩たれのあんかけ」は煮込み野菜の旨味で、「野菜たっぷりにゅうめん」は野菜の甘みや干し椎茸の出汁や香味野菜で塩が少ない物足りなさを補ってくれます。これらのメニューは健康志向の方全般におススメです。
コレステロールが気になる方は、体内のコレステロールを下げる働きのある不飽和脂肪酸が多く含まれた豆腐のメニューなどをご提案しています。
糖尿病の方は、ブドウ糖の吸収を遅らせて食後の血糖値上昇を抑える食物繊維を摂取することが大切です。そのため、食物繊維が多い野菜やキノコを多用したメニューなどをご紹介しています。
低カリウムのメニューは腎臓病の方、鉄分の多いメニューは貧血の方に効果的です。
これらのレシピのメニューには調理法にも工夫があります。例えばサラダ油の使用を控えるためにテフロン加工のフライパンを使ったり、最初から調味料を入れて炊くことで油を使わなかったりもしています。
筆者:塩分などを控える方法だけでなく、美味しく食べられる調理法が紹介されているので、とても参考になります!
向さん:ありがとうございます。病気の治療には薬が効果的ですが、日々の食事も大事なのではないかと思います。
皆さんには「薬局に管理栄養士がいる」のを知っていただきたいです。病気になる「未病」の段階で積極的に来ていただき、私たちが関わることで予防に繋げてもらえればと思います。もちろん薬を受け取る際に料理のレシピをお持ち帰りいただくだけでも大歓迎です!
筆者:今日はお忙しい中ありがとうございました!
向さん:ありがとうございました!
今回の栄養相談会で、調剤薬局に管理栄養士がいる理由をお分かりいただけたのではないかと思います。
「健康的な料理を作りたいけど、時間がない!」、「管理栄養士が提案する料理を実際に食べてみたい!」
そんな皆さんの希望を叶えてくれるのが、2019年夏にオープンした「きららみらい星の子Cafe」(大阪市旭区)です。どのようなカフェなのか、実際に見に行ってみました。
「きららみらい星の子Cafe」は、京阪千林駅の大阪方面行きホームの高架下にあります。
千林駅からアクセスすると、改札口を出て右に曲がり、最初の交差点(下の写真)を右折した先です。
※右折した先に京阪電車のガードがあります。
「星の子Cafe」は「きららみらい薬局」の千林店と併設された形です。調剤薬局とカフェが併設されたお店は、なかなか珍しいのではないでしょうか。「J.みらいメディカル」でも初の試みです。
レトロな雰囲気のある細長い店内には、可愛らしいテーブルが並んでいます。
カウンターには「管理栄養士の考えるごはんとスイーツのカフェ」と書かれた黒板が。
カウンターの向こう側には管理栄養士が常駐しているので、気軽に栄養相談ができる環境が整っています。
管理栄養士はテレビ番組などメディアに露出している人を除き、表に出てくることが少ない職種と言えるので、このような店舗での活動はとても良い機会です。
予約制で栄養相談を行うランチョンセミナー(ランチ・ドリンク付き)も、定期的に開催されています。常駐している管理栄養士の方にとっても「こちらが専門的な情報を提供するだけでなく、皆さんが困っていることなどを直接聞ける良い機会になっている」ようです。
調剤薬局は全国の医療機関で発行された処方せんを持ち込むことができるのはもちろんのこと、薬剤師と管理栄養士が選んだ健康食品などを購入することができます。
隣の「星の子Cafe」でも使用している甘味料や薬膳茶などの取り扱いもあります。これらを持ち帰れば、自宅でも減塩・低カロリーな料理を作ることができますね~!
「星の子Cafe」との位置関係は、こんな感じ。(奥が「星の子Cafe」です。)
今回は薬の受け取りの待ち時間に「星の子Cafe」を利用したという設定で実際にランチを食べてみることにしました!
1つ目は、お肉の代わりに大豆ミートを使って「高たんぱく低カロリー」に仕上げた定番の「大豆ミートの健康スパイスカレー」(880円)。
2つ目が「カラダよろこぶランチプレート」(980円)です。
「カラダよろこぶランチプレート」(主菜:肉料理or魚料理)は月替わりメニューとなっており、取材時(2月)は2種類(ハンバーグorさわら)から選ぶことができました。
今回注文したのが、愛情たっぷり!食塩50%カット!うまみぎっしり!な「自家製ふわふわ煮込みハンバーグ」です!(肉と魚だったら肉が好きなので。笑)
ハンバーグは低温調理器でじっくり焼き上げて熱を通すことで水分の蒸発を抑え、栄養素をしっかりと閉じ込めた逸品です。うまみもギュッと詰め込んだ食感は、ふわふわ!ソースの調味料は減塩のものを使用しているので、体にも優しいです。人参がハート型なのも楽しみながら野菜を味わうためのささやかな工夫ですね!
1つ目の副菜は、にんじんとパブリカのマスタードマヨマリネ。2つ目の副菜はかぶの葉とツナの煮物です。副菜は主に近隣で採れた野菜を使用し、いずれもヘルシーでした。
「自家製ふわふわ煮込みハンバーグ」が低カロリー(648kcal)にも関わらず満腹感が高かった要因として、ご飯(白米:もち麦=3:1)にブレンドされた「もち麦」に秘密があると感じました。
全体の食塩相当量は、驚異の1.9g!(参考:うどん1杯が約6~7g)塩分が少ないと病院食のようになりがちですが、全くそのようなことがなくて驚きでした。これは管理栄養士が栄養のバランスだけでなく、食材の美味しさを最大限に引き出すメニューを考案しているからだと思います。
もう1つのメニューの「さわらのオーブン焼き」も食塩相当量は2.0gです!
とろ~りとしたチーズが食欲をそそる&さわらには動脈硬化を予防するDHAや良質なたんぱく質が含まれているらしいので、「こちらのメニューにすれば良かった」なんて思ったりもしました。笑 そんな贅沢な後悔ができるのも「星の子Cafe」ならではですね。
「星の子Cafe」は、スイーツやドリンクのカフェメニューも充実しています。(取材時にはバレンタインメニューがありました。一部のスイーツ・ドリンクはランチとセットにできます。)
スイーツは低カロリー甘味料を使用してカロリーを抑えながらも、満足できる甘みで美味しく仕上がっているのが特徴です。
健康志向の方はもちろんのこと、スイーツ好きの若い人にも好評とのこと。(メニューの一部を紹介すると、以下の通りです。詳しく知りたい方は公式ホームページをご覧ください。)
・健康グリーンスムージー(680円)
・健康パワーのバナナケーキ(450円)
・有機豆乳プリン(440円)
「きららみらい星の子Cafe」は、楽しく健康的に食事ができるのが良いですね!
寝屋川市内からは少し離れていますが、そんな「きららみらい星の子Cafe」に関心がある方は一度ぜひお越しください!
★きららみらい星の子Cafe
・住所:大阪市旭区清水1丁目19-19
・電話番号:06-6958-0015
・営業時間:
ランチ:11~15時(ラストオーダー14時30分)
カフェ:13~17時(ラストオーダー16時30分)
・定休日:日曜日、祝日
・公式ホームページ
・Facebook
・インスタグラム
今回の記事で「きららみらい薬局」は薬に関するあらゆる相談に応じる(かかりつけ薬剤師・薬局の機能)だけでなく、市販薬や健康食品に関することや食事・栄養摂取に関することにも力を入れているのが伝わったのではないかと思います。
「きららみらい薬局」は寝屋川市内に6店舗(住所が枚方市香里園町になる香里園店も含めると、実質的に7店舗)あるので、処方箋がある方もない方も、ぜひ一度足を運んでいただければと思います!
それでは長文をご覧いただき、ありがとうございました!
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