木田町の住吉神社(ねや川戎、えべっさん)で今年も家内安全や商売繁盛を願う「ねや川戎大祭(ねやがわえびすたいさい)」が1月9日(木)から始まりました。
毎年10万人以上の人が福を求めて参拝に訪れるこのお祭りは「十日戎」とも呼ばれていて、新寝屋川八景に指定された新年の風物詩としてお馴染みです。その歴史と伝統は古く、350年以上にも及びます。
3日間のスケジュールで開催されるわけですが、今回の記事では初日(宵戎)の19時前の様子を紹介したいと思います。
京阪寝屋川市駅を出ると、あちこちに「ねや川戎」の案内がありました。案内通りに駅前の寝屋川一番街商店街を通って住吉神社に向かいます。
笹を持った人の姿がチラホラ。商店街を出て神社に近づくと「商売繁盛笹持って来い!」の軽快なお囃子が聞こえてきます。
それでは境内に入ります!(10日の18~20時は駅から近い方の入口が出口専用となります。)
一番多かったのは焼きそばや唐揚げ、フランクフルトのような食べ物系です。
パチンコや輪投げのような体験型のゲームも充実していました。お子様に優しい!
続いて境内の奥にある本殿近くの様子を見ていきたいと思います。
スロープを下りたところにあるお守りや朱神矢売り場に、多くの人だかりができています。
このお祭りで最大の目玉と言えるのが「商売繁盛笹持って来い!」のお囃子でお馴染みの福笹コーナー。
福娘に選ばれた女性から商売繁盛の縁起物(長く飾っても劣化しにくい)とされている福笹(1500円)を受け取り、御礼や吉兆といった飾りをつけてもらいます。
このような「商売繁盛笹持って来い!」の「戎さん」は全国に点在していて、兵庫県の西宮神社が総本山になるみたいです。(2015年の1月には西宮戎の福男選びで摂南大学の学生さんが一番福に輝いたのが話題になりました。)
商売繁盛を願わなくとも、露店を楽しむだけでも行く価値があるのではないでしょうか。そんな「ねや川戎大祭」(十日戎)は明日以降も10日(本戎)、11日(残り福)の2日間行われる予定です。(毎年10日の18~20時ごろが最も混雑する傾向があるのですが、今年は土曜日に当たる11日の人出が多いかもしれません。)
福を授与されたいor露店を楽しみたい方は、ぜひ。
【地図】住吉神社
大きな地図で見る
【関連記事】住吉神社の話題
・ねや川戎大祭(2014年 / 2015年 / 2016年 / 2017年 / 2018年)
・ねや川戎大祭の福娘が市長を表敬訪問(2018年12月)
・住吉神社のイチョウの木(新緑、黄金色に紅葉、枝のみ)