寝屋川市が2019年4月1日(月)に全国で55市目、府内では6市目(他の5市:高槻市、東大阪市、豊中市、枚方市、八尾市)の中核市に移行しました。
3年前から準備が進められてきた中核市への移行が実現したことにより、民生や保健衛生に関する業務などが大阪府から移管(寝屋川保健所の設置など)され、独自の権限が拡大しました。
・2016年6月15日:中核市への移行を表明
・2018年3月19日:市議会で「中核市の指定に係る申出」議案が可決(詳しくはこちら)
・2018年4月18日:大阪府に「中核市指定の同意」に係る申入れ
・2018年6月8日:大阪府議会で中核市指定に係る同意が全会一致で可決
・2018年6月13日:大阪府から同意書の交付(詳しくはこちら)
・2018年8月7日:国(総務大臣)に中核市指定を求める申出(詳しくはこちら)
・2018年10月26日:国による「中核市指定」に係る政令の決定(詳しくはこちら)
・2019年4月1日:中核市に移行、寝屋川保健所を開設
今回の記事では4月1日(月)朝に行われた中核市移行式(寝屋川市役所)と市保健所窓口開所式(保健福祉センター)の様子をお伝えしたいと思います。
中核市移行式が始まったのは、午前8時です。市役所の正面玄関前に、多くの出席者・来賓や見物する職員などが集まりました。
はじめに出席者・来賓(北川法夫市長、大阪府副知事、市議会議員、府議会議員など)の紹介が行われました。
次に北川法夫寝屋川市長が挨拶。
【主な発言内容を抜粋】
・中核市への意向表明から3年間。命を守る市政を実現するための記念すべき第1歩を踏み出した。
・大阪府には感謝するとともに、引き続き連携を図っていきたい。
・高い行政サービスや特色のある街づくりを進め、暮らしがよくなる「住みたい、住み続けたいまち」にしていきたい。
【主な発言内容を抜粋】
・中核市への移行で得た権限とこれまでの市政を合わせて、市民の健康増進につながるのではないか。
【主な発言内容を抜粋】
・5月の改元に向けて本日新元号が発表されるが、寝屋川市は一歩早く中核市に移行する。
・寝屋川市は1960年代の人口急増期を経て、北河内地域の中核的な都市として発展してきた。
・保健福祉を総合的に扱うようになることにより、「命輝くまち」の実現につながるのではないか。
・府としても引き続き連携を図っていきたい。
3人の挨拶が終わると、市長と大阪府副知事が事務引継所手交を行いました。
8時40分ごろから保健福祉センター(池田西町)で「市保健所窓口開所式」が開催されました。
市長の挨拶、出席者・来賓の紹介が行われた後に、テープカットが行われました!
開設された市保健所窓口「すこやかステーション」は、保健福祉センターの1階に設置され、大阪府から移管される保健所業務のうち、福祉・子育て部門の両方に相談や手続きが必要な、難病対策やこころの相談などの業務を行うそうですよ。
中核市への移行により、寝屋川市の行政がより良いものになればよいですね。
【関連記事】
・旧明徳小学校の跡地が総合教育研修センターに。中核市への移行に対応(2019年3月)