2015年8月に寝屋川市の中学1年生2人が誘拐後に殺害された事件の裁判で、殺人罪に問われた被告(48歳)に対して検察側から死刑が求刑されたみたいです。
※資料写真(寝屋川市駅前を事件後に撮影)
新聞やテレビなどで一斉に報じられています。
・寝屋川中1殺害、被告に死刑求刑 弁護側は殺人罪否定か(朝日新聞、11月21日)
・寝屋川中1殺害「死刑に」に、天井見つめて聞く被告(毎日新聞、11月21日)
・寝屋川中1殺害、被告に死刑求刑「更生は困難」(読売新聞、11月21日)
・48歳男に死刑求刑 =「悪質で更生困難」- 寝屋川中1男女殺害・大阪地裁(時事通信、11月21日)
これまでの公判で被告側は殺意を否認しています(男子生徒は熱中症による死亡で女子生徒も殺すつもりはなかった)が、今回の論告求刑で検察側は「2人の死因は強い力を加えた窒息死で殺意があった」、「責任能力あり」、「悪質で更生は困難」と主張。最も重い刑に処するように求めた模様です。
全国を震撼させた事件の裁判は、裁判員による評議が行われたのちに、12月19日に判決が言い渡される予定とのこと。
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