点野3丁目の部品メーカー「川下機工」(かわしもきこう)が寝屋川市の「平成30年度モノづくり元気企業」に認定されました。
この制度は、市内産業の振興のため、特に優れた技術や製品を持ち、経営の効率化や技術革新に積極的な市内事業者に対し審査を行い認定するもので、2007年度の創設から20社が認定を受けているそうです。(寝屋川市の資料より)
2018年度に認定された同社(公式ホームページ)は、自動車部品(パワーステアリング部品、トラック補助ブレーキ部品、クラッチ部品)や産業用機械部品(減速機・変速機部品・農機具部品)などを製造しているメーカーで、1966年の創業から半世紀もの間、点野で精密機械加工一筋で事業を継続してきました。
同制度の認定にあたっては、以下の点が高く評価されました。
・歴史の中で蓄積された技術力とノウハウ、最新設備の導入など、品質と生産効率の向上を目指して取り組んでいる
・自社開発工具「チャックメイト」などは、海外からも高く評価されている
・社内教育実習場「川下道場」を設けて技術の伝承・人材育成を行っている
・地元の雇用拡大にも貢献(社員123人中、寝屋川市民が73人)
この制度に認定されたことにより、寝屋川市の経営支援(人材育成補助金及び経営・技術補助金の支援枠拡大、経営支援アドバイザーによる重点支援など)を受けられるメリットがあるみたいですよ。
会社の規模としては中小企業ですが、このような元気のある製造業に寝屋川市の経済をけん引してもらいたいものですね。
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