摂南大学では、「オリックスバファローズに学ぶ経済学」の講義が行われています。カリキュラムの内容がとても面白くて興味深いので、紹介したいと思います。
摂南大学では、2011年3月にオリックスバファローズと教育に関する包括協定を結びました。その一環として、摂南大学経済学部ではプロ野球の球団の生きた経済学を学ぶ「ベースボールエコノミクス」や「ベースボールビジネス研究」などの授業が設定されています。ベースボールエコノミクスは2回生、ベースボールビジネス研究は3回生向けのカリキュラムで、内容は観客動員数や商圏、メディア露出度などの球団経営に及んでいます。
これらの授業は全部で15回コマあり、レポート提出やプレゼンなどによって成績が評価される仕組みとなっており、実際に京セラドーム大阪でアンケートを実施するフィールド調査も行う実践的なものとなっています。
その授業のうち、実際にオリックスバファローズの球団職員が摂南大学に来校し、プロ野球の生きた経済学を講義するコマがあります。「興味のある方はぜひ講義に参加してみてはいかがでしょうか」と書きたいところでしたが、在校生以外も講義を聞くことができるのかどうかは明記されていませんでした。(多分無理だと思います。ていうか球団職員さんが来校するコマはもう終わった可能性が高いです。)
大学と地域貢献したい球団との利害関係が一致してこの取り組みが実現したそうです。こんな面白い授業があったら勉強意欲が湧きそうですね。
詳細は摂南大学の公式ホームページをご覧ください。