地域の風景を画像ともにお伝えする「まち画像」のコーナーです。
今回はこちら。
高倉にある「寝屋川市で唯一?の『警笛鳴らせ』の標識と二月堂灯篭」です。
地図ではここです。(-をクリックして縮小、+をクリックして拡大、ドラッグして移動)
大きな地図で見る
住所は大阪府寝屋川市高倉1丁目12番地です。余談になりますが、住居表示が実施されるまで、この辺りの住所は国守町でした。
画像の道路(府道20号枚方富田林和泉佐野線の旧道)を南へ行けば、忍ヶ丘駅の方面へ
初めに紹介するのは「警笛鳴らせ」の標識です。この標識のある所ではドライバーは警音器を鳴らさなければいけません。標識のある所で1回鳴らします。
こういう標識は幅員の狭い山道にあるものだと思っていましたが、寝屋川の住宅街にもあるのに気付いてびっくりしました。(第二京阪道路より東側はあまり行かないので、今日まで知りませんでした。)
現場は道路が狭く、カーブしていて見通しが悪いので設置されているのだと思います。近所迷惑とかの苦情が来ないのかと思いましたが、実際に鳴らしているドライバーはほとんどいませんでした。ちなみに対向車線側には標識は設置されていません。
標識の奥には消防団の建物がありますが、その傍らに灯篭が設置されています。今回はそちらの灯篭も取りあげます。
説明が書かれた石像?をアップします。灯篭は花崗岩でできており、左側の灯篭は高さ3mで1843年(天保14年)からあるそうです。右側にある灯篭は左側の灯篭と比べると小さいですが、こちらはなんと1766年(明和3年)からあるそうです。すごいですね。
地名の明和は年号から来ているということでしょうが、全く知りませんでした。
道端に何気なく灯篭がある風景も風情があっていいですが、今まで交通事故や地震などで破損しなかったのもすごいです。
東高野街道の長い歴史を垣間見た気がしました。